他のメーカーと違う結婚指輪メーカーについて

そもそも「メーカー」って何?

周りにある様々な物。小腹が空いた時に食べるお菓子から、生活拠点となる家やマンションまで。すべては「製造業」が生み出した賜物です。「モノづくり」において、日本は世界トップレベルの実力を誇っています。GDPの約2割は、モノ作りが占めています。
モノを作って販売する会社が「メーカー」です。となると、結婚指輪をゼロからデザインして作っているブランドも、一種の「メーカー」と言えるでしょう。ただ他の分野のメーカーと比べると、結婚指輪に関しては異質に感じます。

別業種からの華麗なる転身

結婚指輪の製造や販売をおこなっている会社を挙げれば、キリがありません。しかし、いくつかの共通点がございます。
ブランドの中には、元々別分野ジャンルを手掛けていたメーカーだった所も少なくありません。素敵な結婚指輪を揃えているスイスのジュエリーブランドも、歴史をたどれば元は時計ブランドだという事例もございます。世界的に有名なアメリカのジュエリーブランドも、元々は文房具ブランドでした。

創業者が凄腕職人

世界的に有名なブランドになると、創業者本人が凄腕職人だという事例もございます。フランスのブランドは典型的な例で、元は優秀な時計職人でした。また宝石も取り扱っており、創業者が生み出した作品は伝説になっているほど。
イタリアのブランド創業者は、元々銀細工の職人でした。しかも生まれはイタリアではなく、ギリシャ方面。ギリシャは銀細工を得意とする職人が多く、職人も生まれ故郷の影響を強く受けたと思われます。

高級なメーカーは大量生産はしない

結婚指輪のメーカーが異質な点は、大量生産はしていないことでしょう。「大量生産はしていない」は言い過ぎで、メーカーの中には機械生産で大量に指輪を作っている所もございます。しかし最高級ブランドと呼ばれる「メーカー」は、全て職人による手作り。大量生産はしていないため、世の中にはほとんど出回っていません。
結婚指輪は、一生に一度のもの。結婚指輪を扱っている会社だからこそ、指輪が持つ本当の意味を理解しています。だからこそ職人によって生み出され、唯一無二の存在を放っているのでしょう。