結婚指輪の意味
結婚指輪は、もともとなぜ身につけるのかというと、周囲に結婚を示すためです。
多様性が認められる現代は、結婚の意味も軽くなりました。
しかし一昔前なら、結婚とは生活も家族構成も変わるという大きな意味を持っていました。
核家族が当たり前の現在とは違い、昔の結婚は相手の親戚との同居が当たり前でした。
当然家族内の立場が大きく変わり、そして生活内容もそれに伴い変化していきます。
結婚というのは一生を決める選択で、浮気などはもってのほかというのが当時の考えでした。
現在でも浮気は法律違反ですが、タブー感は当時のほうが強かったです。
そのため結婚していることを第三者に示すことには大きな意味がありました。
結婚指輪のはじまり
結婚指輪のそもそものはじまりは古代ローマ時代だったといわれています。
古代ローマ教皇が、結婚相手との誓いの証として鉄の指輪を身につけたのが最初です。
誓いの証として身につけるのなら、人に見える位置に身につけなければなりません。
袖で隠れるブレスレット、服で隠れるネックレス、髪で隠れるイヤリングではなく、隠しにくい指輪になったのは当然の流れだったのでしょう。
10本ある指の中でなぜ左手薬指になったのかというと、理由ははっきりしていません。
左手薬指には心臓につながる太い血管があるからだとか、魔力があるからだとかいわれています。
薬指というのは、名前の通り薬をつけるために使う指です。
人差し指のように力を強すぎず、小指のように力が弱すぎたりしないため、薬を塗るなどの繊細な作業でよく使われていました。
女性であれば紅を塗るために使われていた指です。
そんな特殊な作業のために使う指だったので、不思議な力を持っていると思われていたのかもしれません。
関西で結婚指輪を作るのなら
関西は金属加工が優れている県も多い地域です。
そのためアクセサリーづくりも活発。
真珠で有名な宝石店も兵庫県にあります。
品質の高い指輪を作りたいのなら関西地域はおすすめです。