費用の負担に正解はなし
結婚指輪の費用を誰が負担するかについては、正解はありません。世間的には「夫側が負担するもの」と思われがちですが、必ずしも「夫が負担しなければならない」という訳でもないのです。
ここ数年は、妻と夫2人で負担する方も増えてきました。また夫は夫・妻は妻の結婚指輪を各々が負担するケースもあります。夫の方が少し多めに支払ったという夫婦も、いらっしゃいます。まだまだ一部ではあるものの、妻側が全額支払ったケースも報告されています。
2人でじっくりと話し合う
結婚指輪の費用を誰が負担するかは、2人でじっくり話し合って決めるしかないのが現状です。ご自分にはご自分なりの言い分があるのは分かります。一方で相手にも相手の言い分があるのです。相手の言い分もしっかりと聞いた上で、お互いが納得する答えを導くしかありません。
勘違いして欲しくないのは、何も「相手の言い分を全て受け入れろ」と申し上げているつもりはないことです。お互いがお互いの意見を擦り合わせて、最善策を見つけて欲しいということです。
指輪の値段はチェック!
2人で費用の負担を話し合う際に、抑えておきたいのは指輪の値段でしょう。「結婚指輪」と言葉で一括りにされていますが、種類の多さは想像以上。安いものなら1万円台で売られていますが、高いものなら高級外車一台分の値段に。
指輪だけに限った話ではありませんが、収入以上の負担は実質不可能です。「目をつけた結婚指輪は”生活に支障が出ない範囲”で、購入できるかどうか?」は、重要な鍵になるでしょう。
ローンで購入する場合
場合によっては、ローンで指輪を購入する手もあります。ローンであれば、少々高めの結婚指輪も購入できるでしょう。ただローンを活用して購入するとなると、より一層綿密な話し合いが必要になるのは明白です。
ローンを活用して指輪を購入するのなら、ますます2人の連携が必要となります。ローンで支払うと「利息分」が加わるので、支払総額は結果的に多くなるのです。お金の管理を2人でしっかりと進めながら、素敵な結婚生活を過ごして下さい。