細めの結婚指輪は手作りが大変そう
細めの結婚指輪はシンプルかつエレガント。仕事の場でつけても違和感がないため、手作り結婚指輪デザインの第一候補と、なっていることでしょう。
しかし、細めの結婚指輪を手作りするとなると、大変ではないかと心配になっている方も多いと思います。太めの結婚指輪と比べるとカサが小さく、細かい作業となったら考えるだけで疲れます。そもそも手先に自信のない人間が、結婚指輪なんて手作りできるのでしょうか。検証してみました。
手作り結婚指輪は確かに大変
細めでも太めでも、結婚指輪を手作りするのは大変です。出向く店が「ロストワックス製法」だとしましょう。
夫婦が手掛ける作業は、ロウの塊を切り出して指輪の形に整えていくものです。糸鋸でロウを切り、専用のやすりを使って指輪の形へ。糸鋸なら学校の授業でも用いられるので、使ったことがある方も多いでしょう。ただ専用のやすりを使う機会は、ほとんどありません。大半は「生まれて初めてのやすり」かと思われます。そもそも指輪職人以外の仕事に就いている人が、結婚指輪という大きい指輪制作に取り掛かるのです。「大変」という言葉では、済まされないでしょう。
慣れたら楽しく素敵な思い出に
作業は確かに大変です。でも慣れたら、すごく楽しいもの。婚約指輪なら話は別ですが、結婚指輪は2人で一緒に作ります。2人で困難に立ち向かい達成した時の思いは、言葉に言い表せません。夫婦の絆は、さらに深まるでしょう。
そもそも「手作り結婚指輪」は、美しく仕上げるのが第一の目標ではないはずです。2人だけの特別な結婚指輪を手にするために、手作りに踏み切ったのでしょう。2人の個性が出ている結婚指輪は、世界で最も素晴らしい結婚指輪なのです。
不器用さは関係なし
手作りに当たる際に、不器用さも不安に思えるかもしれません。不器用だろうが起用だろうが、全く関係はございません。手作り結婚指輪に取り掛かる際に、最も必要とされるのは「2人の気持ちです」。
「気持ち」が織りなす事象は凄まじく、時にプロフェッショナルを超えるほどの力を発揮します。