結婚指輪の歴史とは
結婚指輪は今では当然のものとして受け入れられており、これを売っているお店もたくさんありますから、手に入れるのも簡単です。
しかしこの指輪は大昔から当然のようにあったのではありません。
結婚した二人がおそろいの指輪などを特につけない時代もあったのです。
この結婚指輪の歴史はどうなっているのか、簡単にご紹介しましょう。
最古の結婚指輪はいつになる?
この結婚指輪という文化が最初に生まれたのはどこの時代のどこの場所になるのかというと、諸説ありますが中世ヨーロッパではないかと言われています。
この時代に結婚した二人が指輪を交換したという記録が残されているのです。
まさに今の時代でいう結婚指輪ですね。
このような記録が残っている時代に少し遅れるようにして、やがてヨーロッパでは結婚指輪の習慣が定着したといわれています。
ちなみに結婚するときには婚約指輪を贈ることもあるでしょうが、最古の婚約指輪は古代ローマ時代にはもう存在していた可能性があります。
もちろん当時の婚約指輪にはダイヤモンドなどはまだついておらず、現在の婚約指輪に比べるとかなりシンプルなデザインだった可能性が高いのですが、こちらの指輪なら最古の指輪はかなり昔にまでさかのぼると言われているのです。
それに比べると結婚指輪は中世ヨーロッパが起源といわれており、婚約指輪に比べるとやや浅い歴史となります。
日本での歴史
結婚指輪はつまり日本で生まれた文化ではなく、ヨーロッパで生まれたものが国内に伝わって定着したという歴史になります。
それが最初に伝わったのはいつになるかというと、幕末から明治にかけてです。
この時代には国内に西洋の文化がたくさん伝わっており、このときに結婚指輪の文化についても伝わったと考えられています。
ただし、現在のように結婚した夫婦の多くか結婚指輪をつけるという状況にすぐ移行したのではなく、大正、昭和と時代が進むにつれ、次第に広く定着していったと考えられています。
結婚指輪の歴史はこのようになります。